【画像】桐谷美玲、有村架純の実力に業界騒然

桐谷美玲主演の「ヒロイン失格」がこの３日に興収２３億３０００万円を記録し、最終的には２５億円も狙える大ヒットになっている。
公開は９月１９日。８週目の今も全国２６８館で続映されている。

　桐谷といえば、これまでも映画やドラマに数多く出演しているが、映画でそれほど実績を残してきた女優ではない。それが一躍、
ドル箱スターの仲間入りを果たしたのだから、映画関係者は一様に驚きの声を隠さない。

　今年は彼女ばかりではない。有村架純が主演した２作品「ストロボ・エッジ」「ビリギャル」がいずれも大ヒット。それぞれ２３億２０００万円と２８億５０００万円を記録した。

　桐谷２５歳、有村２２歳。若手女優の主演作の２０億円超えは例年１本程度登場することもあるが、今年は２人で３本だから、たいしたものである。

男優に目を移せば、岡田准一、福山雅治、佐藤健らの主演作が大ヒットを飛ばしていて、今の日本映画界は男優主導で動いているのが実情。桐谷と有村は今年その牙城を見事に崩した。

　２人の主演作の支持者には、小学生から高校生の正真正銘の“女子”が多い。少女コミックや女子向け小説の映画化の力も大きいが、
今の女子にアピールする桐谷と有村の個性なくしては多くの支持はなかっただろう。

　必要なのは演技力とともに、不可分なビジュアル面。“可愛い”が、よく女子たちのキーワードになるが、２人はそれを大枠において満たしている。
女子はイケメンを好むと同時に、可愛い系女子にも憧れる。先の３本はまさにそんな作品と言えようか。

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