【画像】渡哲也、仕事復帰の今現在ｗｗｗ

2015.11.11 05:06

団長、おかえり！！　急性心筋梗塞で６月に手術し、自宅療養中だった俳優、
渡哲也（７３）が１０日、東京都内で行われた宝酒造「松竹梅」のＣＭ撮影で
１年３カ月ぶりに仕事復帰した。

ＣＭには舘ひろし（６５）、神田正輝（６４）ら石原軍団が紋付きはかま姿で総出演し“快気祝い”。
「持つべきものは仲間だな」と大感激した渡は、久々の現場の雰囲気に刺激を受け、
早期完全復活にも意欲を見せた。

“頼れる団長”が帰ってきた！　やや痩せてはいたが、その圧倒的な存在感は変わらなかった。

この日は午後１時から約１時間、４カットを各４テークほど撮影し、もちろんＮＧはなし。
渡は「やっぱり現場に入ると無様な格好を見せられないと、つい頑張ってしまうね」
とほほえんだ。

昨年８月に同じく宝酒造「松竹梅」のＣＭ会見を行って以来の仕事。
当初は体調を考慮し、何度も出演を迷ったが、１９８８年からＣＭ出演し、
信頼関係を築いてきた同社の期待に応えるため、ついに快諾した。

とはいえ、体調は万全ではない。そこで立ち上がったのが石原軍団だ。

渡団長を支えようと、同シリーズに初めて軍団全員が総出演。
所属する石原プロモーションのスタッフも総出で駆けつけた。
現場では、渡が紋付きはかま姿の舘を見て「ひろし、似合うなぁ」など談笑する一幕も。
渡は「仲間に支えられて、やりきることができました」と絆に感謝した。

撮影後に行われた会見では、渡が現状を報告。声が出にくいようで、
「心筋梗塞はよくなりましたが、呼吸器疾患が残っていて」と血中酸素濃度が低くなる
ことがあると説明。「息切れしたり、動くことに苦労する」と明かし、現在は月２回病院に通い、
週３回、腹式呼吸と座る、立つ、歩く運動を繰り返すリハビリを行っているという。

完調ではないが、生来のスターだけに久々の現場は刺激になった様子。
当初、会見は予定されていなかったが、渡自身が「記者のみなさんに申し訳ない」と
椅子に座っての会見を提案し、スタッフが心配する中、立ち上がって写真撮影に
応じるなどサービス精神も発揮した。

ドラマの仕事は、２０１３年９月放送のＴＢＳ系「十津川警部シリーズ」が最後だが、
今後の俳優業について「自分で納得いく体調にならないと」とした上で、
「なんとか早く元気になって、また再びみなさんとお会いできる日が来ることを願っています」と意欲。
現場が、何よりの“特効薬”になったようだ。

（紙面から）
・「松竹梅」の新ＣＭに初めて総出演する石原軍団の左から宮下裕治、舘ひろし、徳重聡、渡哲也、金児憲史、神田正輝、池田努

・１年３カ月ぶりに仕事復帰した渡哲也


・ＣＭ撮りを終えた渡哲也（中央）を囲む左から館ひろし、宮下裕治、金子憲史、神田正輝、池田努

http://www.sanspo.com/geino/news/20151111/geo15111105060001-n1.html