ナイキ会長が全資産2兆8000億円を寄付www

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1:2016/04/25(月) 18:16:41.89 ID:
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スポーツ用品大手ナイキの共同創業者フィル・ナイト氏(78)が、保有資産のほぼすべてにあたる250億ドル(約2.8兆円)
を慈善活動に使うことを明らかにした。現地24日の米CBSのインタビューで語ったもの。普通の陸上選手からシューズ
開発の世界に身を投じ、類を見ない成功を収めたシューズ大富豪は、慈善事業という形で資産をこの世に残すことになった。

 「息子を亡くした時には、すでに、こうしようと決めていたよ」

250億ドルの資産の使い道について聞かれたナイト氏はこう述べた。10年前に30代だった息子はダイビング中の事故で他界した。
このインタビューでは、どの分野に振り分けるかまでは言及していないが、これまで、オレゴン大学のがんの研究センター、
スタンフォード大へ4億ドルの奨学金基金の設立をするなど、健康、スポーツや教育関連の分野への関心がうかがえ、そちらに振り分けられると見られる。

 陸上競技の選手だったナイト氏。オレゴン大学時代のコーチ、ビル・バウワーマン氏がシューズ開発も行うマルチな才能を持っていた
ことがきっかけで、シューズ開発に興味を持つようになった。スタンフォード大経営大学院でMBAを取得し、コーチとともにブルーリボンスポーツ社を設立した(後のナイキ)。
 同社は勝利の女神ニケをモチーフにしたブランドロゴでも知られ、後発メーカーながら、アスリートに使ってもらうことで知名度を高めていく
戦略を取って市場に名前を浸透させていった。NBAのマイケル・ジョーダン選手に提供した「エア・ジョーダン」シリーズが爆発的なヒットをするなど、バスケットボールだけでなく、現在は様々な種目の選手にシューズのみならず、スポーツ用品が使われるようになっている。
 ナイト氏は、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットの両氏が提唱している、全資産の半分を寄付するギビング・プレッジなどには賛同していない。
最近は全額寄付を表明する大富豪も多くなってきており、そちらの方が主流になりそうだ。

◆資産のほぼ全額寄付を宣言した主な大富豪  
 ◎アル・ワリード王子 320億ドル 自身のキングダムHDを通して慈善事業に使う
 ◎マーク・ザッカーバーグ氏 自身の株式99%(450億ドル) 有限責任会社を通じて寄付(節税意図を否定)
 ◎テイム・クック氏 7.8億ドル 慈善団体に寄付(詳細不明)
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