【画像】佐藤浩市ジュニア・寛一郎が俳優デビューwww

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1:2017/03/03(金) 05:22:08.10 ID:
スポーツ報知 3/3(金) 5:03

 故・三國連太郎さん(享年90)の孫で、俳優・佐藤浩市(56)の息子が、寛一郎(かんいちろう、20)の芸名で俳優デビューすることが2日、分かった。映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(東野圭吾原作、廣木隆一監督、9月23日公開)で主要な役を演じる。このほどスポーツ報知のインタビューに応じ、役者になる決意に至るまでの経緯を語った。プレッシャーも覚悟の上。息子の選択に、佐藤はある言葉を返したという。

 「よろしくお願いします。取材は初めてです」。物静かな話し口調。情熱が表に出る役を多く演じてきた父とは一見、対照的でナイーブな印象を受ける。スラリとした体形。独特の雰囲気の持ち主だ。

 幼いころは「将来やりたいと思うものがない、夢のない子供でした」。偉大な祖父、父のもとに生まれ「いつも苦しさのようなものを感じていたのも事実です」と言葉を選びながら、胸の内を明かす。「それが思春期を過ぎて意識が変わった。17、18歳です」。役者願望が芽生えたのは、寛一郎をとてもかわいがっていたという三國さんが旅立ったころと重なる。

 父親の仕事をリアルタイムで見てきた。その昔、父と祖父の間にわだかまりがあり、父が苦しんでいたのも知っている。そして「役を演じる」ことは覚悟、真剣さ…全身全霊で臨むものだと理解している。それだけに「自分から『役者になりたい』と言うことが、どれだけ恥ずかしいか。他人にも、家族にもずっと言いませんでした」。

 家族に将来を強制されたことは一度もない。俳優になる決意を父親に伝えた。世襲ではないのに親子3代。わずかな沈黙の後、返ってきたのは「そうか」。その一言だった。「重くて、深い『そうか』だと受け止めました」

 デビュー作「ナミヤ―」は、たまたま入った雑貨店で起きる幼なじみの青年3人の、時空を超えたファンタジーミステリー。主演のHey! Say! JUMP・山田涼介(23)がリーダー格の敦也役。少年らしさを残す翔太に村上虹郎(19)、寛一郎は、気は弱いが繊細で観察眼の鋭い幸平という役どころを演じる。三國さんと「釣りバカ日誌」シリーズで何度も共演した西田敏行(69)もキーマンで出演しているのが心強い。

 このほど撮影を終えた。「すべてが興味深いもので、これからもやらせていただきたい、と強く思いました」。父も闘った重圧も覚悟の上。「変なプレッシャーでなく、むしろありがたいこと。注目をプラスにできる強さを持っていたい」穏やかに語る中に、揺るぎないものを感じさせた。(内野 小百美)

 ◆父・佐藤浩市と祖父・三國連太郎さんが小学校卒業時に朗読

 祖父、父の愛情を物語るエピソードに、寛一郎の小学校卒業時の出来事がある。寛一郎にとって三國さんは優しいおじいちゃんだった。学年ごとの出し物で、佐藤は三谷幸喜氏に“新作”を発注。佐藤、三國さんというレアな共演による朗読が実現した。

 小学時は合唱部の経験もある寛一郎。「あの時は恥ずかしさもあって。やめてほしい気持ちもありました」と懐かしそうに回想した。

 ◆寛一郎(かんいちろう)本名・佐藤寛一郎。1996年8月16日、東京都生まれ。20歳。父は佐藤浩市、母は俳優座に所属していた元女優の広田亜矢子。高校卒業後、米ロスに短期留学。映画「菊とギロチン」(来年公開)への出演も決まっている。「5文字は長いので」と名字を取って名前を芸名にすることにした。身長182センチ、体重60キロ。

 【祖父、父のデビュー】 祖父の三國さんは太平洋戦争に徴兵され、終戦後28歳の時に映画「善魔」(1951年)で俳優デビュー。当時松竹は「阪大工学部卒で水泳のチャンピオン」などとウソの経歴書を配っていた話は有名。父の佐藤は20歳の時にNHK主演ドラマ「続・続事件」(80年)でデビュー。82年「青春の門 自立篇」で映画初主演した。


・独特の雰囲気がある寛一郎。映画では役のために髪を短くして臨んだ

http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170302-OHT1T50273.html
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