ひろゆきの日本ユニセフ批判にアグネスチャン一派が反論「日本ユニセフはかなりまっとうな運営してる」

取得元:http://news24vip.doorblog.jp/archives/34854108.html

1:2013/11/14(木) 14:00:56.98 ID:

■ひろゆきの日本ユニセフ&アグネス叩きについてそろそろ一言いっとくか
http://anond.hatelabo.jp/20131114111136

黒柳徹子は個人口座を2つ公開してて、そこに入金された寄付金をそのままユニセフ協会本部に拠出してるのに、日本ユニセフ協会は81%しか拠出してない。
子供のためを思えば徹子に寄付するべきだ、という論法なんだけど。ようするに「金抜きすぎ」というほのめかしだ。
しかし「81%を上部団体に拠出し、19%を自前の運営・活動に割いている」という経営実態は、日本ユニセフ協会のやってる活動内容を見るかぎり、相当のパフォーマンスだ。
実際、http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_don.htmlを確認すれば

■ 各国ユニセフ支部は本部と協力協定を結んでいること
■「募金の75%以上の本部拠出と25%以下の支部活動支出」という配分比が定められていることがわかる。

そして、日本ユニセフ協会のこの誇らしい宣言を見よ。
「2012年度、当協会は、みなさまからお預かりした開発途上国の子どもたちを支援するためのユニセフ募金(161億1,252万円)の81%にあたる130億円を、
ユニセフ本部に拠出することができました。これは、世界36の先進国・地域においてユニセフを代表するユニセフ協会(国内委員会)の中で、最高額となっています。
また、81%という拠出率も極めて高いレベルを維持しています。」

日本ユニセフ協会の国内活動費に使われるのは癪だから黒柳徹子氏に寄付するほうがいいのだ、という考え方もあるかもしれないし、それが一律に間違ってるとは思わない。
しかし、黒柳徹子氏のWebを見る感じでは、年間の寄付額はおそらく1億には満たないだろう。そして個人口座では、130億円/年の寄付金の出納をマネージすることは不可能だ。
また、善意で無償奉仕を行う個人ボランティアを引き合いに出して日本ユニセフでの19%の資金利用が「ピンハネ」「中抜き」だと叩くのは、
ボランティア活動やNPO活動全体にとって、非常に悪い結果を招く。つまり:

■個人篤志家かつ資産家である黒柳徹子氏の有形無形の「持ち出し」への寄生を正当化する
■NPO組織の運営に関わる人々の労働コストを「買いたたく」ことを正当化する
■慈善活動への関与は無償または廉価で行われるべきだという間違った社会通念を固定化する
からだ。

(続
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